今日のまごまご
久しぶりに、日記を再開することにする。
今日、川上弘美さんの小説、「某」を読んでいたらぶち当たった言葉に、これはどんな由来の言葉なんだろう?と疑問がわいた。
その言葉とは、まごまごする、である。
自分が人殺しをしたかもしれない、というか、人を殺したという明確な記憶を持った男が、大量の食糧を持ってバスに乗り込もうとしたとき、両手がつかえなくて整理券が取れず、”まごまご”するのだ。
ネットの辞書には、まごまごする、とは、どうしたらよいか分からず困っているさま、上手く行動できないさま、を意味するとある。
残念なことに、由来は、不明だった。
小説に出てきた主人公は、人殺しまでした(かもしれない)冷酷ぽい男だけれど、「まごまご」している様子は、何だほっこりする。
どんな怖そうな人でも、当人が困っていると隙ができて、親近感を感じさせるからなのか。そんな可愛らしさまで表せる魅惑のワード。
まごまご。
でも、間抜けが普段から常態化しているワタシのような場合だと、
「まごまごするんじゃない!」
と怒られるだけで終わる。
ゴルゴ13みたいな人にだけ、可愛さを降臨させられるワード、ともいえるのかもしれない。
今日の混沌

季節に迷った桜を差し置いて、石楠花がお先にと咲く
今朝の新年度の空

ちょっと不穏な、でも、これから晴れる予定の、4月の始まり
今朝の花

枯れたように見える黒い枝先から、とつぜん春色が吹き出す不思議
今朝の霞み空

地上のほこりと天の青。無境界
今日の厚い雲

流れゆく曇。
近くは速く、遠くはゆっくり
今日の雨降り待ち

上に向かって枝葉を広げ、約束されたものを待っている。