天才と分裂病の進化論 by デイヴィット・ホロビン
『ヒトゲノムの設計図の「完成」が宣言された日、当時の
イギリスの主任科学者、ロバート・メイ卿は指摘した。
ことによると、人間は50パーセントの遺伝子をバナナと共有
しているかもしれないと。
人間とその他の種の遺伝子構造は驚くほど似ている。人の遺伝子のうち、
40%がアルコールやパンを作るのに遣うイースト菌と共通である。
60%はミミズと同じで、ねずみやウサギと言った人間とは特に関係の無い
哺乳類でも80%から90%の遺伝子を共有している。
チンパンジーや他の類人猿とは、98%から99%の遺伝子を共有している。』
そして、内容とは全然関係なく思ったコト
主任科学者メイ卿とは、きっと、サー、なんだね。
さすが階級社会イギリス。
昨日夫が、イギリス人の研究者は、雰囲気がみんな似たり寄ったりだ
と言っていたことを思い出します。