のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

無気力な日にはダ・ヴィンチ・コードでも読んで

姉の本棚にあった「雨の日はミステリーでも勉強しよう」という本がずっと気になっていた。タイトルが長すぎるためか、背表紙に書かれたそのタイトルは、
「雨の日はミステリー」と、
「でも勉強しよう」の
2段に分かれて書かれていたので、当時小学生だった私は、ミステリーを読みたいけど、でも勉強しなくっちゃだよね、という意味の題名なのだろうか、とマジで考えていた。
さすが、小学生の本業は勉強、と言われて育っただけのことはある。(そうだっけ?)

でも昨日わたしが読んだ本はそれとは全く関係なく、「ダヴィンチコード」だ。
無気力に身を任せて、一日で一冊半を読破してしまった。
(最初の半分は前日に読んであったの。)
面白かったよ。ええ。
本の装丁から私は「薔薇の名前」みたいなのをイメージしていたけれど、もっとポップな感じのサスペンスな小説だった。アメリカ人受けしそうな、アメリカですごく売れたのが納得できそうな、ね。
薔薇の名前の場合、いくら一日暇でも、二日で1.5冊は読めない。
とても濃厚な文章だから。じゃぁ、ダビンチコードはライトな文章なのか、といわれると、そうです。とても読みやすい。読みやすい分、なんとなく物足りなさがある。この物足りなさは一体なんなのかしら?
ソフィーがもっとスーパーインテリジェントな才能を発揮すればいいのかな?
それともラングドンのキャラがいまいち中途半端にしか描かれていないからかしら?
そこらへんに多少の不満は残るとはいえ、普段からキリスト教に対する素朴な疑問でいっぱいの私にはとても興味深い小説だった。