のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

忘れないために

どうも私は、熱しやすく冷めやすい。
もしかしたら、誰でも多少はそうかもしれないけれど、
日々の生活で、色んな本を読んだり、話を聴いたりして
「ああ〜!そっか〜!」
と深く納得することがあっても、
数日経つとその学んだことが、意識から抜け落ちている。


実際は抜け落ちて無くなるということでは無くて、
無意識の奥深くに沈み込んでいるのだろうけれど、
ときどき、かき混ぜてあげないと、
ウォーターボールの中で沈んだままのラメのように、キラキラ輝くことができない。


思えば、私は数年前まで毎日、神棚にお水を上げて
一二三祝詞(っていうのがあるんです)を唱えていた時期があった。
特定の神さまをお祀りする必要はないとどこかで聞いてやめてしまったんだけれど、
祝詞というのは実は、言霊パワーがいっぱいの文章だということに、はた、と気付いた。


他にも、色んな宗教では聖句を唱える、というのを教えていて、考えて
みれば、それらはみんな大事な心がけやよい言葉を言い続けることで、
無意識にインプットされ、現実によい効果をもたらす、ということなんだろう。
聖句を唱えるのはが、インド占星術では開運術の一つとして使われているそうだし。


個別の私的な願望だったら、場合によっては執着に変わりやすいから、
紙に書いて持ち歩くぐらいでちょうどいいのかもしれないけれど、
人に優しく柔和で謙虚にいよう、ぐらいのことは
祝詞」にして毎日唱えるぐらいでちょうどよいのかもしれない。


宗教が引き起こす排他性や狂信性の罠には、本当に気をつけなければと
思うけれど、でも本来そこで教えられている他者への畏敬の念や敬虔さは
大事すべきことのように思う。


今度は、祝詞を個人バージョンにカスタマイズしてまた始めてみようかな。