のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

あきらめないこと

 私のチビパソこと、DELLのB5ノートパソコンが、バッテリの接続か何かが故障しており、ここしばらくモバイル使用ができずにいた。もともと、カフェなんかで物書きをするために購入したものだったので、ほぼ、「役立たず状態」だったのだ。

 なので、出先でちょっくら書き物をすることができず、それでなくても「書く」習慣から遠のいてしまっていたのに、さらに書くことへのハードルが上がってしまっていた。

 しかしこれではいかん!と思い立ち、夜中だけど、何か少しでも書こう!と今しがたチビパソとACアダプターをもってソファーに座った。
 そしてダメもとで、いったんバッテリを取り外し、再装着。スイッチを押したら、なんと奇跡の復活を遂げたではないか!

 「あきらめてはいけない」
と神の啓示を受けた(ような気がした)瞬間であった。

 最近、継続して相談に来ている学生がいる。彼女は、自分の目の前に開けているかもしれない道を歩むことを、ずっと恐れている。なぜなら、そこにアプライしても、不採用になるかもしれないから。
 現に、前回、応募したときにダメだった。結果がどうなるかを待っている間の息苦しさと、不採用の字を見た時のショックの胸の痛みがあまりにつらくて、もう二度とそんな目にあいたくないと思ったのだろう。

 あきらめないで続けることには、思うようにいかない苦しさがつきものだ。そして、きっとその苦しみの源泉は、自分の能力や価値が貶められることにある。うまくいかないことで、お前はダメな人間だと、ののしられているような気がしてしまうのだ。たぶん。

 だからきっと、自分を貶めずにいられればいい。
 その苦しみの実態は、形のない幽霊だと見破れることができればいい。
 そうすれば、あきらめずに続けることはさほど大変なことではなくなるんじゃなかろうか。
 
 と、彼女に伝えたい。

 続けることができれば、壊れたパソコンも直るように、どこかで何かの力も味方してくれる。

 あー、でも特攻はいかんね。精神力だけで打ち負かそうというのは、ちょっと違う。というか、全然違う。
 努力する意志は大事、でも、理論的、客観的に破たんしてたら、それは間違いに足を踏み入れることになるから、方向性をよく考える必要。