英会話学校に行った。そして、クラスで知り合った彼女とお茶をした。山口に来て5ヶ月、初めて、夫以外の人と一緒にお茶をし、話をした。感無量。
最近は、一ヶ月に１，２度埼玉に帰るせいか、自分がどこにいるのか、さっぱり実感がわかなかった。山口だろうが川口だろうが、私の生活にほとんど変化はない。友人たちはみんな遠くに住んでいるが、会うのはそんな多くはないし、メールで変わらないやり取りもできる。仕事をやめてから、最初は手持ち無沙汰だった、人と会わない生活も、すっかり慣れてきた。図書館を毎日ひとりでさすらっていても、以前のような心許ない気分にさいなまれることもない。
どんな環境にであれ、人は適応するものだ。ドフトエキスキーが言うように。そして、アウシュビッツを経験したV.Eフランクルも言うように。（て言うほど私の環境は大層なものじゃないですが。スミマセン）
そして、今日知り合ったのはとても純朴そうな大学4年生の女の子。私のしゃべる言葉の全てに、すごいー、と感心してくれそうな彼女。
でもなんだか、ずっと待ってたはずの「友達」がやってきたのは、少し遅すぎたのかもしれない。
今の私は自分が何を求めていたのかが良くわからない。求めることをやめるようになりたくないと思っていたことは覚えているが、まるで魔法でもかけられたように、求めていた何かが失われつつある。
