のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

大切なこと・焦らないこと

私に必要なのは、焦らないことだと書いた。
そう、それは正しい。


いつも、何かに急かされている気がしていた。落ち着かなく動き回り、次々と別のことを考えていた。一つのことを始めたとたんに、別のことが目につく。まだ目の前のものが終わらないうちに、次のことをはじめたがった。


その私の素養のうち、良い部分だけをこれからは選び取ろうと思う。


すなわち、きちんと物事を理解しようとする心。
受け止めて、表現したいと思う気持ち。


今日は、英会話の日だった。落ち着いて、自分に向けられた質問に答えられただろうか。今日は、以前、教師だった老婦人と二人のクラス。彼女が、ゆっくり考えながら考えながらでも、それをじれったく思う必要はない。二人だけの授業で、私には十分に英語でコミュニケーションを取る時間があるのだから。

そのあと、カフェアパショナートに行った。期間限定と銘打たれたハニーラッテを飲みながら、「恋するアイラ」を読んだ。上巻の半分ほどまで終わったけれど、手元にある
上中下の三冊を期限の20日までに読了するのはちょっと難しいかも。何しろ、15日から一週間川口に行くから。


アイラを2章ほど読んでから、次には持ってきたパソコンで、生化学研究室の話を少しだけ書いた。まったくもってストーリーは思い浮かばない。浮かぶのは、背景となる研究室の雰囲気と、学生の一人が語る薀蓄のみ。


と、こんなことを書くのに夢中になっていたら、背後でかぼちゃの煮物が焦げてしまった。落ち着いて集中するのは考えもの、ではなく、やはり物事は一つずつこなしていかなければならない、という教訓だ。
こういう経験が、集中することに対する苦い経験として蓄積されてはならない。
『集中すれば、かぼちゃが焦げる。集中している場合じゃない。常に、あらゆることに気を回し、周囲の全てに対して意識を拡散していなければ』
もしかしたら、私は過去、無意識のうちにこうした考え方を蓄積してきたかもしれない。何か物事が(その多くが同時並行のもので)失敗するたび、あらゆることに意識を拡散する癖をつけてきてしまったかもしれない。


その癖を、これから徐々に直して行こうと思う。
一度に一つずつ。


肝に銘じて。