食べれば食べるほどもっと食べたくなった結果、胃拡張になるが（ほんとか？）、レイキは流せば流すほど良く流れて、チカラのあるレイキマスターになれるらしい。
なので私も、チカラのあるレイキマスター目指して、昨日も夫にしゃーっと気を流してみた。
流している間、夫はほっとカーペットの上に横になっており、足にはハーフのブランケットを掛けていた。そして、その足の上の毛布の上には、コソ泥顔したトビーがキツネの襟巻きのように丸くなって寝ていた。
私が夫のおなかに手を当てていると、夫は
「トイレに行きたくなった」
といって、トビー乗せ毛布から足だけ引っこ抜いて立ち上がった。
毛布の真ん中に丸くなったまま、トビーは動かない。
夫は、何気に毛布のあっち側をトビーにかぶせ、こっち側もかぶせして、トビーの毛布包みを作り上げた。
じゅうたんの上におかれたその包みは、大きな笹の葉寿司というか、山口でいう山賊むすび、とでもいうか（←なぜ食べ物ばかり？）。
その包みは微動だにしない。
夫がトイレに行って帰ってきても、ハーフ毛布の包みはそのまま。
そろっとあけてみると、いた。
丸まった茶色の毛皮がそのままの状態で包まれていた。
ワンパッケージ。
おまえ、それではあまりに危機感がなさすぎやしないかい？
おかあさんの育て方がわるかったのかい？
親の責任について、深く熟考した一日だった（うそ）。
