のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

難しいことに挑戦する

わたしは、昔から挑戦好きらしい。
先日は、ボランティアでやっているNPOのミーティングがあった。会議慣れしていないので、不必要に細かい点にエキサイトしたり、前回自分の出た会議で決定したはずの方針を忘れて果てて、別の方法の可能性を長々提案してみたり。
ちょっと独りよがりでしゃべりすぎたからか、後悔もあって、そのあとぐったり疲れてしまった。

私が余りに疲れた疲れた騒いだせいか、夫に、その割には良く知らない人の会合にでかけていくよね、と指摘された。
そう、そうなんです。知らない人と話すのはすごく疲れるし緊張するし、しかもその疲労は後を引くというのに、よくそういう場に顔を出す。客観的な分類では「主婦」に属する人なんだから、そういうのから全く手を引こうと思えば、全然可能なのに、あえて突っ込んでいきたがる自分がいるのだ。

昔読んだ「ささいなことに動揺してしまうあなたへ」という本にも書いてあった。動揺しやすくて消耗しやすい、緊張しやすい、疲弊しやすいのに、自らそういうところに首を突っ込みたがるタイプなのだ。

とはいえ、チャレンジ精神は私の大いなる美徳。難しいことだからこそ、挑戦し、克服したときに学べるものは大きい。

というわけで、いま私がチャレンジしていることは、
人の悪口を言わない。否定形を使わない(て、この文がすでに否定形なのですが)。人の話に「でも」といわない。

そこで気づくのが世の中の批判、悪口、否定の多いこと多いこと多いこと。もしも、ネガティブな物言いが禁止されたら、エッセーやお笑いを続けていくのはものすごく高度なテクニックが必要なんだろう。
ただ、ポジティブ、あるいはニュートラルな物言いから生まれるユーモアや言説は、高度である分、とても秀逸だ。
私はそこを目指したい。
悪意のないユーモア。
批判でなく現状を認識する言説。

言葉を使う仕事をするのであるから、そのチカラを十分に知り、使えるようになろう。
自分の目指す先が明確に見えているというのは、なんて安心できることか。
光が照らす道。