のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

こちら唐揚げになります

日本語熟考である。
トータス松本さんのオーマイレディオで店員さんの変な言い方を取り上げていた。
その中にあったのが、
「こちら鶏の唐揚げになります」


なぜ、「鶏の唐揚げです」と、ストレートに言わないのか?
唐揚げになる、というからには、今は唐揚げじゃないのか?
3分ぐらい待てば、カラッと唐揚げ、にでもなるというのか?


あるいは、その商品の唐揚げらしさに自信がないのだろうか?
ちくわのてんぷらみたいなルックスなのだろうか?
それでお客に、「鶏の唐揚げはまだ?」と聞かれて、
「もう、お出ししてます」
「え?どれよ」
「これです。これが鶏のから揚げになります」
という、率直なお客とのバトルを想定して、
「〜になります」と言っているのだろうか?


いやいや、もしかしたら、あまりに量が少なくて、とても堂々と唐揚げとは
呼べないのかもしれない。
もしくは、肉の塊が小さすぎるとか?
衣しかない?
実は竜田揚げだとか?
ていうか、肉が豚?


と、かように自信の無さそげな言い方というのは人の不信と妄想を掻き立てる。


でも、こうやって無意味な妄想が掻き立てられるのも、面白いね、ほほほ。