そのことについて自分は良く分かっている、
そう確信すると、人はそれについて思索するのを止める。
けれど、分かっているのかどうか自信がなければ
混乱し、迷い続けて、新しい理解へと進む道を拓く、
というのはバンドラーの言っていること。
あることについて、絶対の自信を持って自分は分かっている、
状態になると、
「自分は正しい」という思い込みから抜け出れなくなり、
「これは重要」と決めた以外のことを廃絶し始める。
もし、自分は何かについて絶対の確信がある、と思っているのに、
壁があって進めなかったり、周りがそれを理解してくれなかったとしたら、
「混乱」を受け入れてみてもいいかもしれません。
あなたの考えは、相手の考えよりも一部の隙もなく正しいですか？
自分の考えは、相手の意見よりも１００％正当ですか？
正しさ、は誰の都合で決まりますか？
自分の歴史を見たとき、
おおむね最新の自分が一番正しいことになってますね。
それも結構面白いことですが。
