のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

枯渇

世の中には、無口な人とよくしゃべる人と言うのがいるけれど、
昨日から私はずっと家人と一緒にいるためか、普段と比べてずっと饒舌である。


(家犬、トビーも日中ずっと家にいるけれど、さすがに犬相手には
(そんなに)おしゃべりをしているわけではない。私がしゃべると不思議そうに見守り続けてくれるので、正直多少はしてるけど。)


すると、不思議なことに、考えていることを片っ端からしゃべっていくので、
はた、と気付くと日記に書こうと思うネタがない。


聞いてくれる人がいると、「書く」行為は必要ないのだ。
逆に言うと、「書きたい」なら、そのことは黙っていてこそ、
頭の中でどんどん大きく膨らんで、パンパンになりながら整形が果たされる。


もともと、もんのすごく饒舌な人は喋りまくってもまだまだ話のネタはつきないのかもしれなけれど、私の場合はそうでもないらしい。
しゃべることによって、ちょこちょこガス抜きされてしまうので、何かを書きたい、と思うほど、頭の中で熟成されない。
(というほど、毎度完成された内容を書いているわけでもありませんが)


で、結局何がいいたいのかというと、
今日は、書きたいネタが思いつかないです。
たぶん孤独は、必ずしも快適とは限らない思索のゆりかご。
静かに天井を眺めながら時を過ごすベイビーのような時間が
今の私にはないらしい。
人生、得るものがあれば同時に必ず失うものもある、
そんなことを思う休日の日々なのでした。