のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

ひとは、分からないことには興味がない

 霧島連山の硫黄山が噴火している。
 
 と同時に、なんかこう、溜まったものがあちこちで吐き出されている感もある。
 言おう山・・・?、って漢字変換されたよ。。。。

 そんな、隠されたものが吐き出された一つに、例のジャニーズの人の事件も入ってきたが、財務次官なんかを軽く凌駕するぐらい、多くの人がコメントを出している。
 
 ついそんな記事を読んでしまい、感じたことがある。
 なぜ、このニュースがこれだけ世の中の多くの人の耳目を集めるか。それは、きっと何とか事務次官なんかよりも、ずっと親近感を多くの人が感じていて、「知っている人」という感覚がつよいからなのだろうな、ということだ。

 だって、自分にとってどうでもいい、よく知らない人だったら、正直、あまり興味はわかないに違いない。けれど、自分が財務省の職員だったら、そりゃー仕事も手につかないぐらいざわざわするだろう。
 
 麻生財務大臣の辞任の必要性を、若者になるほど感じないのは、それに近い理由があるんじゃないだろうか?
 
 財務大臣、という肩書は分かるけれど、それがどんな人なのかも良く知らないのではないだろうか。
そして、自分が良く知らない人に向かって、
「あんたは辞任すべきだ!」
みたいな上から目線のことは、きっとなかなか言えるものではないのだと思う。
 謙虚で、節度がある人間ほど、その立場も仕事内容もよく理解できていない相手のことを軽々しく批判すべきではないと思うかもしれない。ましてや、「上から目線」であること自体が嫌われる時代なのだ。人の評判をとても気にする今の若者たちが、率先して不満を口にするわけがない。
 私の感覚的な推測ですが。

 まぁそれで何を言いたいのかというと、そのアンケートから、若者の多くが財務大臣に罪はないと思っている、との結論付けることはできないよねきっと、ということです。
 アンケートから何が言えるか、って実はすごく凄く難しいことなんだと思う。