のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

忘れないためのメモ

 これは、ごく個人的な、今さっき思いついたことを忘れないためのメモ。

 一昨日読みえた本
 ポール・オースターの「幻影の書」
(この著者の本はいつも購入することにしているので所有の本。そのためか、読み終えるまでに1か月ぐらいかかった)
 
 現在読んでいる本
 島本理緒「ナタラージュ」
(図書館で次の予約が入っているため、明後日の返却期限に間に合わせるため、今日、一気に半分読んだ)

 それで、このどちらの本の文章からか忘れてしまったけれど、次の一言ではたと思い当ったことがあった。
「誰にでもある評価されたいという気持ち」

 昨日の講座を一緒に担当した人からインストラクターに受かったと聞かされて、私はまたしても、表現しがたい居心地の悪さを感じた。
 このところずっと思っていたのは、私は本当にそうした道を進みたいとは思えないということ。にもかかわらず、みんなが進んでいくほどに感じる違和感と焦りはどこから来るのかといえば、ああ、自分が評価されないまま取り残されていることなのだと、改めて気づいた。

 ものすごく当たり前の感情。何度も行きつ戻りつ、同じところをめぐる思考の内側にあった、それ。
 その仕事で何かを成し遂げたいと思っていなくても、褒められないことに不満を抱く、それは単純な反応、でしかないかもしれないと思った。

 面倒なことに私は、相手が自分にとって価値がある人でなくても、軽んじられれば腹が立つ。自分のやったことにさほど意欲を感じていなかったとしても、その出来が悪ければ自分自身にがっかりする。
 私の中には、ずいぶんと単純な「反応」が点在しているのだなぁと思う。