最近、ともに講座をしてきた人たちが、ぞくぞくインストラクターになっていくのを目にする。
インストラクター以外にも、企業の研修講師に忙しくなったり、他の仕事で手いっぱいになって卒業していったり。
すると、ずーっとおんなじことをしている私は停滞している気がして、ちょっと劣等感を感じてしまう。
それなら何かもっと上を目指せばいいのではないかと思うものの、私はインストラクターをやりたいわけではない(その仕事をやらなければと思うだけで、ストレスと重圧でうんざりしてくる)。
じゃぁ、SVなのか、というとそこも「・・・・」と思う。
CLとか受講生とかの気分を良くしたり、やる気を引き出すために、一生懸命に愛想笑いをするのに、疲れたのである。本来、そんなに思いやり深くもないのに、相手のことを思いやっているふりをする、不誠実な自分が嫌なのである。
そしたら、占星術の師匠である松村先生のHPを昨日たまたま見た。先生は、グルジェフの研究家でもあり、人が往々にして、思考と感情と身体が連動することについて話していた。
「講座やコーチングをするひとは、この思考や言葉に感情も体も連動させる工夫をするとらくらくカリスマになれるだろう。」
と述べている。質が高くなくても、その場の真実性を持つことができる、そのリアルが大事であるということ。
私は本当にリアルではないと思う。頭で考えて、そうだと思う「思考」を中心に話していて、そこに感情は乗っていない。身体は言うまでもなく。
このところ、もっとちゃんと分かりやすく相手に説明するにはどういう順序で言うとよいかとか、勉強するヒントとか、より良い先生が言いそうなことを、どううまく伝えるかを考えていた。
そして、逐語は勉強になりますよ、とか、家族を相手に練習するといいですよ、とかしたり顔でアドバイスをする。どんないい話を使用かと考える。だって、みんな熱心で努力家だから、その期待に応えて、合わせてこちらもアドバイスをしなければならない。
でも、実際の私はそんなマメなことはしていない。もっといい加減でナマケモノなのである。なのに、エラそうに先生然として、自分がやってもいないことを皆にやれという。
そんな嘘つきで高慢ちきな自分が、本当ーーー嫌だ。
それで講師の仕事をしたくなくなっていったのだった。。
しかし、やはり思考と感情と身体は連動すべきなのである。
というか、連動する方向に自らを高めていきたいのである、ということを再認識した。
(何年も前から、何度も再認識してることだけど。。。しばらく忘れてたよ・・・)
で、これが、仕事のプロフェッショナルとどうつながるかというと。。。(さらに続く)