のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

私にとってのキャリアカウンセリング3

 思考と、感情と、身体を連動させるには、日々、生活していく中で生まれてくる美意識を通して、何かを表現したり生み出そうとするほかないと思ったのだ。

 生きづらい人たちの人生は、上手くいかなことだらけだ。できないことばかりだ。そんなダメダメな人生のなかに、輝かしさを感じたい。

 上手くできるようになることではなく、練習を重ねていることそれ自体とか、上手くできなくて落ち込んでしまうこと自体とか、やってもやってもうまくいかない絶望する姿そのものにすら、美しさを見出せるようになりたい。

 美しいのか?それが?

 醜いかもしれない。
 でも、その醜さも、いとおしいと思えるようになりたい。

 人々の日々の生活の大変さに触れながら、それを誰かにぶつけたくなるその人の苦しさを感じながら、そしてそれが自分に向かってきていてすら、その姿を愛おしいと思えるような、そんな自分になりたい。
 
 と、ずいぶん壮大で器の大きな理想を掲げてしまいました。実際には大変困難なことだと思いますが、そうやって揉まれていく中でしか、本当の自分の美意識はきっと生まれてこない。 
 だからそれが、私のカウンセリングを続ける理由、かなと思いました。