のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

TFTというのは、thought field therapyの略である。

TFT思考場療法入門』という本によると、
「ネガティブな感情は、実はエネルギーの形をした凝縮された情報で、思考場というものにくっついている」ことになる。
ところで、この思考場とは、TFTの生みの親、キャラハン博士が考えた概念で、思考もまたエネルギーであり、その思考エネルギーが存在する場を思考場、と呼んでいる。


なんじゃそりゃ、と言う方には、
たとえば、重力場や磁場が目に見えなくても、厳然と存在し、その影響下に物質が
おかれているように、人間は思考場という目には見えないけれど、思考の情報が
蓄積される場が存在する、といえば、少しはイメージがわくだろうか。


この思考場と言う概念は、もしかしたら、ルパート・シェルドレイクの形態形成場
からヒントを得たものじゃないかと思う。
植物生理学者だったシェルドレイクは、生物の胚発生からアリ塚の複雑な修復作業にいたるまで、あらゆる生き物の「自己組織化」が、きわめて精緻に行えるのはなぜかと言う疑問に答えるために、形態形成場という概念を生み出した。


詳細はこちら。
生命のニューサイエンス―形態形成場と行動の進化
奇しくも『思考場療法入門』には、ルパートシェルドレイクの名前も出てくる。
だから、きっとそうなのよ。
まぁ、どうでもいいことではありますが、新しそうな概念のソースをみつけて、
にやり、とするいけすかない私。


と同時に、形態形成場と思考場は、じつは同じフィールドの異なる要素に注目して
名前をつけただけなのじゃないかとも思っている。
電磁気力と重力と強いのとか弱いのとかが、大統一理論の元に統合されたその先には、
形態形成場と思考場と、たぶんあと、何かほかにあってもよさそうな場の力がさらに
統合される、真の拡張大統一理論として、大成されるに違いない。
う〜ん、われながら壮大な予想。
(て、ダレでも考え付きそうなストーリーですが・・・)