のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

電車にて

今日も例によって、渋谷から埼京線に乗って川口まで帰ってきた。
その電車の中で、やはり例によって私は考え事をしながら、すやすや眠りに落ちていた。


私は電車でよく考え事をする。
電車の中でする考え事は、車を運転しながらする考え事に次いで、ポジティブで腑に落ちる良いアイディアが浮かぶ、気がすることが多い。
問題は、車の運転中だとその良いアイディアをメモることができず、
電車の中だと、考えながら寝てしまうことにある。


電車で、明確に私を何かの確信へと導いていたはずのアイディアは、眠りに落ちると同時に意識から無意識へと落ち込んでしまう。それはまるで、金魚すくいで使ったモナカの皮が水中に落ちてふやけて姿が失われていくときのようだ。
そして、もやもやとした水底に沈む澱となる。


必要があれば、がしがしと水をかき混ぜてそのエッセンスを取り戻すことができるかもしれない。ふやけた破片が指の間をすり抜けて行くだけでも、何か新しい発見が心の中に蘇るだろう。


てなわけで、今日私が思っていたのは、NLPEFTの組み合わせがもたらす効果、だ。
電車の中で水底に沈んだ澱をかき混ぜながら、思い出せることを組み立てて書いてみよう。


ここ数日、私は、NLPを使って自らが望む「態度」を身につけようとしている。けれども、それと同時に阻害する感情がたびたび浮かんで格闘する日々が続いている。


自分の中に現れた感情をうまく処理する方法は、多分、人それぞれだと思う。その感情が、
どれほど生じやすいか、
どんなときに生まれるか、
どれほど忘れることができないか、
どれほどそれに傷つけられるか、
そういったことが人それぞれで異なるように。


何か、自分をより良いほうに、満足して生きていけるように変えていきたいときに、自分が感情に大きく揺さぶられる人は、EFTでネガティブな感情を吐き出してからNLPを使ってよりポジティブにしていくことが有効なようだ。
何しろ、EFTは感情を開放するテクニック。
困った感情をどうにかするには、これが一番、というのが私のいまの実感だ。
そして、自ら望む「態度」を作っていこうという多彩なNLPのスキルは、そのあとに生きてくる。
色々組み合わせの妙がある。


他にも、催眠や、ニューコードNLPなんかや、スリーインワンなどなど、
世の中にはいろいろなスキルがある。
誰しも、タイミングが合えば自分に最も適したものにめぐり合え、タイミングがまだならば、別のところにたどり着き、求めていたのとは少し違う、けれども意外にかけがえの無い経験を得るかもしれない。


てなわけで、
NLPEFTも、心理療法的に使ったり、パフォーマンスの向上や願望達成に使えるテクニークです。これらの組み合わせは、それなりに強力で効果が大きいです。


ただ、日々現れてくる問題が、これで全て片付く日がやってくるわけじゃない。
ずっと晴れていても、そのうちいつか雨や雪が降ってくる。
でも、障害を乗り越えた経験は大きな力となり、次の小さな障害をもっと乗り越えやすくする。
障害を乗り越えるためには、必死に心の筋肉を鍛えなければならず、NLPEFTは、そのときの筋肉痛を癒す湿布のようなものかもしれない。


湿布。
こう書くと、ありがたみが無いね。
でも、それを乗り越えられるのはいつでも、あなた自身の強さによってだけなのです。
そして、いつまででも、より強くより大きく成長し続けられるように、人生はできているのじゃないかと思うのです。