のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

お休みしてました

3月の箱根

 週末は、箱根に一泊旅行に行っていて、日記をお休みしていました。
 命の洗濯、ゴシゴシゴシ。
 しかし、年を取ると昔ほど新陳代謝が良くないので、あまり溜まる垢もなく、ただぼんやりと、のほほんと過ごした週末だった。


 そして週明けになり、俗世間に戻り、いぬホテルに飼い犬をお迎えに行った。
 再会したげんちゃんは、びゅんびゅんと音を立てて長いしっぽを勢いよく左右に振りながら、私との喜びを全身で表している。ホテルからそのまま夕方の散歩に出かけると、珍しく、知らない道も全力で走っていった。ホテルでは、ワンワンと騒々しく吠え立てる隣人(犬)がいて、それがよほどストレスだったのだろうか、家に帰ってからも、激しく廊下を往復ダッシュしていたのだった。


 そんなか、こんな記事を見つけた。

人間と犬との絆は、母と子の絆に似ている
犬と主人は、互いに見つめ合うことで、関係を強固にするホルモンのメカニズムを解放する。母親と新生児の間で起こるのと同じものだ。科学誌『サイエンス』で発表された。

 毎日、けっこう、見つめ合っているけど。
じーっと、見つめられているし。
じとーっと見つめ返しているし。
 
 ついでにいうと、犬を部屋の中で飼うには、トイレをはじめとした躾けが必須で、褒め方と叱り方を真剣に学ばさせられる。友達の小学生の子供がきちんと挨拶をしているのを見ると、犬がお手を上手にできたのを見た時のような感心を覚えたものだ。
 
 これが、親子の絆と同類のものだと言われると、深く納得する。
 でもどこかに、相手が人間ではないことに「引け目」を感じる自分もいる。この「引け目」は何なのだろう?
 種族を超えた絆、と言えば聞こえはいいけれど、しょせん、人間の子供を相手にするような難しさや複雑さはないからなのだろうか。
 母犬が子犬と結ぶ絆と、人間が子犬と結ぶ絆。
 どちらが、犬にとっての価値があるのか?と、改めて、飼い犬の目を見つめる。しかし、彼はこんな感じ。
  

うん。まぁ、そういうことやね。