この間の研修について感じたのは、総じて、なんとみなさん気前がいい方なのか、ということだった。
なにしろ、研修全般について、金銭的にも、労力のかけ方についても、ぜんぜんケチケチしたところがないのだ。お医者さんやら保健師さんやら、普段の自分たちの仕事だけでも忙しいはずなのに、いったい何が原動力で、ここまで参加者のために準備したり、宣伝でも工夫を凝らして動画や画像で伝えようとしたり、してくれようとするのだろう？（何しろ、先々のステップアップの勉強のために、指導者研修がいかに楽しいかの感動的紹介ビデオまでつくってみせてくれちゃうのだ）
考えてみると、医師というのは、その難しい勉強をクリアできる知力と精神力に加え、他者への高いサービス精神や、人生の質をより向上させようとする使命感と内的な豊かさ、現実を強く生き抜く陽気な明るさとを併せ持っている楽しい人たちなのだなぁと、改めて尊敬の念に打たれたのであった。
