このブログのコンセプトは、のんびりと過ごす日々の、のんびり具合を自ら記録にとどめるべく、犬の散歩で立ち寄る公園のハトをウォッチする、というものである。
ところが今日は、早い時間に実家に帰ることになってしまい、全然のんびり散歩ができなかった。公園に行くには行ったが、それは日もとっぷりと暮れた夜7時過ぎのこと。
夜の公園に、ハトはいない。
いないものは、写真には撮れないのである。現代では、大は星雲から、小は原子まで、あらゆるものを写真に収めることができるが、そこにないものは、撮れない。
これが、映像の限界というものである。
そんなわけで、代わりに今日は、トルコはイスタンブール、トプカプ宮殿の庭にいたハトで、お茶を濁したい。