のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

エニアグラム −9つのタイプ−

昔、キャリアカウンセラー養成講座を受けたときに、講師の先生からエニアグラムの話をチラッときいたことがある。それ以来、人の性格をタイプわけすると言うエニアグラムに興味を持っている。というわけで、今日は日本エニアグラム学会のホームページを見てみた。


そこに掲載されていたのは、日経情報ストラテジーソニーの元教育研修部長、武田さんに関する記事である(ちなみに、この人はエニアグラム学会の会長さんらしい。それで、エニアグラム学会のホームページにPDFが乗ってるのね。)ひとつの実例として、会社から退職を勧告された際に、別の会社への転職を紹介されていたはずが、実際にその会社に行ったときに、そんな約束はない、といわれたらどうするか、というケースがあがっていた。


元教育研修部長の武田さんの場合:
顔を引きつらせながらもA社に詰め寄る、どーなっちょるのか!と怒り心頭、だそうだ。
でも、私には、そのあとの「当然みんな同じように怒りを感じるものと思っていました」というコメントのほうが驚きだった。
私は常に、他の人がどう思うかを観察したり類推したりしているので、全く違う考えや反応をするのが当たり前、と思っているのだ。


ちなみに武田さんはタイプ1の人。理想が高く生真面目に努力するタイプだそう。
イチローもこのタイプらしい。


なるほどね。生真面目にこうあるべき、と考えられるというのはこういうことなのか、と思う。いろんな規則やあるべき姿がものすごく確固なものとして固定されているのだ。自己への信念というものはこういうところから生まれるんだなぁ。
きっと、こういう人は、私のように自分の行いがどう思われるだろうか、と(行う前から)気に病む、なんてことは理解できないばかりか、そんな人がいるなんてことも下手したら思いつかないのかも知らない。


でも欠点を言えば、柔軟性にかける。急激な方向転換や状況の変化にはついていきにくいんだろう。


そういう人は、わたしのところにいらっしゃい、と言いたい。
こーんなにいい加減でも結構だいじょうぶなんだよぉ、と教えてあげたいと思うのである。