感情って難しいのである。
他人と自分は、同じように感じると思うときもあるし、全然違う感じ方をすることもある。
そんなこんなで（？）、ほかの人のことを考えるとき、自分の先入観を除外するためにも私はずっといままで理性的に考えることをしてきた。
理性的に考えると、どんどん難しく考えるようになる気がする。
相手の（そして自分の）感情からかけ離れていくって言うか。
すると、相手から距離ができる、かもしれない。
これは、よーく考えることとはちょっと違うのかな？
感じることが、できなくなっていくような気もする。
とくに、私一応女なので、女性と気が合うには、感情的な起伏を共有できないといかん、という場面が多い（と思う）。
ぎゃーぴーぎゃーぴー言う友達の隣で理性的に振舞うと、相手は少しずつ遠くにいくことがある。
（BGM：海by中島みゆき）
それは自分で自分の感情に溺れないための予防線なのだ。
相手が一緒に溺れて欲しいと思うときに、自分だけ岸のこちら側に立ち尽くす。
それでも、びしょぬれの手がこちらに向かって伸びてきたとき、それをしっかり握って引っ張りあげる力が欲しい。
かくして、ここでもまた多面的で強靭な自分が要求される。
自分の感情には溺れず、でも他人の感情に寄り添える強さ。
っていうことなのかしらね、というのが今日の結論。
