毎朝、J-waveの番組を聴いている。8時過ぎには瀬戸内寂聴さんから、今日を生き抜くためのお言葉をいただく。今朝は、
人は誰でも心に心配を抱えています。自分だけではないと思って、気にしないようにしましょう」
みたいなことを言っていた。
?みんな”？ いや、心配をしていない人だっているのでは？
それに、みんなが心配かどうかなんて、自分の心配と関係なくない？文脈が成り立ってなくない？
と、突っ込みどころ満載であった。
しかし、私が言いたいのはそういったつっこみではなく、「みんなが心配を抱えている」っていうのは、むしろ、人間を低い次元(つらい)にいるのが当然、と思わせる暗示がこもっていて、そこに閉じ込めてしまうことになるのではないかと思ったのだ。
だから、「みんな＊＊＊＊だよね」と言うのが私は好きではない。それが人間という存在の標準であるように思わせ、そこに安住させてしまうように感じて。。
むしろ、本来の姿は違う。
みんな、それぞれ全然違うはずなのだ。
