前回の日記から4か月が経過した。日記を書かない期間としてはそれなりに長いけれど、世の中の様子はガラリと変わってしまった。
この未知のウィルスに対する考え方はいろいろある。それに対する社会的な対策もいろいろで、都市封鎖や隔離政策への賛否もさまざまだ。
私は、その時々のニュースによって考えはブレまくりだけれど、ただ福岡伸一さんの動的並行的視点からのウィルスに対する認識には、大枠で賛同する。
すなわち、ウィルスは生物の進化の過程で高等動物より後に現れた存在であり、私たち生物のDNAの一部から生まれた、お友達のようなものだという説だ。
私たちの体からはみ出た、ごくごく小さな家出人たちは、複数の飼い主を持つ「外猫」のように、あちこちの「飼い主宅」を渡り歩く。行く先々で、ご飯をねだりながら、そのついでに”進化”を手助けしているらしい。
朝、犬の散歩に出かけたら、外出自粛で人が少なくなった外は、ひときわ鳥の声が響き渡っている。誰もいないベンチでは、スズメが3羽もいて我が物顔に跳ねている。
中国やインドでは、経済活動が停滞した分、空気がきれいになったというし、どうやら悪いことばかりではないらしい。
おそらく。
あらゆる生物が結託して(そこにはもちろん人間も入る)、地球のバランスを取ろうとしていると聞いても、私は全然驚かない。
あ、そして本題。
自分が感染した場合に備えよ、というツイートを見ました。そこには、14日間さかのぼって行動履歴を聞かれるとあったので、今日から自分の行動をメモしておこうと思う。
4月11日(土) 午前中、行政センターで用事を済ませ、駅前の薬局(IT)に行き、献血をし、SGで買い物をし、近所のイタリアンのお持ち帰りランチを買って14時帰宅。
話をした人は、同じフロアのSさん。
ちなみに、帰ってから確定申告書類を完成させ、ポストに投函。
4月12日(日) 午前中、タリーズでコーヒーを飲みながらPCを開く。そのあと、SGで買い物をし、商店街とスーパーを散歩し、近所のセブンイレブンで公共料金を振り込み14時帰宅。
我ながら、非・生産的な週末だなぁ。
仮にこのウィルスが、人類の姿をよりよいほうに変える契機をもたらしたとしたら、私個人的にも、多少は日々を生産的に送れるように変えていきたいものである。