のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

 住みたい町

マンション購入を検討中なのである。あの区か、この区か。今日は、区のホームページ閲覧に多大な時間を浪費している。思わず、財政状況まで見てしまったが、こんな大雑把な予算の一覧をみても、内容は良くわからない。というわけで、子供もいないのに、子供の医療費助成がとっても手厚い港区が気に入ってしまった。


どの町に住みたいか、と言うのは結局、好みなんだよね。と思っているけど、ここに住みたい!という強烈かつ明確な好みがあるわけじゃないので悩むのだ。私の場合、これでなければ!と言うようなこだわりというのはほとんどない。なんとなく何でも受け入れられる。


・・・・そういっても、田舎はイヤなんだよね。そう考えると、都会に住みたい、というのは私の数少ないこだわりであり、大切にするべき自己主張じゃないんだろうか。


・・・・といいながら、大切にすべき、稀有な自己主張に限って、簡単に達成されないとは、人生って、難しいですわね。


自己主張といえば、昨日は週末にビデオに撮っておいたサンエープロジェクトの特集を見た。中国の再建のプロ集団、上海電気が経営難にあえぐ日本の中小企業を買い取り、どんどん再建させている、という内容だ。そこに出てくる中国人は、実にエネルギッシュで中国人特有の商人魂が見事に昇華されている。これを一緒に見ていた夫が、「中国は本来すごく資本主義があっている国だと思うよ」と言っていた。この前、中国の大学に出張にいった折にも、大学の先生方の激しい競争意識を見てつくづくそう思ったそうだ。たしかに、言われてみると、私の知っている中国人も意思が強くて、競争心があって、自分の考えは曲げない。そのタフさかげんは、資本主義にはなくてはならないものにおもえる。
一方、日本人はと考えると、じつは、共産主義にもってこいな国民性なんじゃないだろうか。政治中枢部での汚職はあるにちがいないけれど、少なくとも報酬に関わらず働き者でありつつけられる、という素質は共産主義にはとても合っている気がする。


でも、日本人は働き者という図式は、もう少しすると大きく変化してしまうのかしら?
毎日、日記書きばかりしている、働かない代表のわたしにすら、将来のことはわからないのであった。