のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

おそるべし、黒糖かりんとうの威力

とびおの勢いがとまらない(ああ、でももう止まってお願い)。
彼は、昨日、ひとりで黒糖かりんとう一袋を平らげたのだ。


ミニチュアダックスは、足が短い。
おなかを地面すれすれにして歩く姿は、彼の活動範囲が地上近くに
限定されることを想像させる。
だがしかし、ミニチュアダックスは、胴が長い。
体高がどんなに低くても、体を縦にすればわりかし長い。
しかも、短い後ろ足はウサギの足に似ていて、
うさちゃんと遜色ないジャンプ力を持っている(ように見える)。


というわけで、彼がいつも地上すれすれをスタスタ歩いているからといって、
机の上においたものが安全であるとは限らない、
ことを昨日、私はイヤと言うほど思い知らされた。


とびーは食べ物にはとてもとてもとても貪欲で、
その激しい欲望は彼のちっこい脳みそに尋常ではないチカラを与える。
いちど成功した狩の喜びは脳裏に深く刻まれる。
そして、驚異の粘り強い執着心で必ずそれをやり遂げようとする姿勢は、
つい、見習いたくなるほど真摯な何かがある。


今や彼にとって、椅子の上に飛び乗りそこからテーブルの上をあさるなんて朝飯前だ。
なので昨日、私がセブンイレブンの頑固職人のつくった黒糖かりんとう(未開封)を
机の上に出しっぱなしで忘れて出かけてしまったのは、私の迂闊なミスであった。


帰ってきたとき、食い破られた袋はからっぽだった。
表示を見ると、一袋あたり750kcalだった。
トビーの普段の一日分のご飯は大体450kcalだ。


その後、トビーは夕飯もねだらず眠りにつき、おきてから朝ごはんも
要求しない。
上記の計算で行くと、今日の夜ご飯もねだる必要はないことになる。



どっかで、犬は一日ぐらい食べなくても大丈夫、と書いてあったが、
これはそういうことなのだろうか?
もしかして、私がどっかにとまりで出かけたい時にも、最初にどっさり
ご飯を与えて一気食いさせておけば、そのあと二日ぐらいは十分に持つのか?


トビーよ、お前の野生はそんなところに残っていたんだね。
生命の偉大さを感じた瞬間である。