のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

地震につき、26階登頂成功!!

私の在住する川口市では、本日の地震は震度4だった。
そして、以前から気にはなっていたけれど、実験するまでには至らなかった現実に直面するときがやってきた。


マンションのエレベーターが止まったのだ。
26階まで階段で上がるのは、このひ弱なわたしに可能なのか?
地震という非常事態が起きたとき、マンション倒壊までの心配はあまりしてないけれど(このマンションが倒壊するぐらいの地震なら、きっと死ぬから)、きっとエレベーターは止まる。
そのときに、階段で上り下りする生活に私は耐えられるのか?


てなわけで、これは良い機会とばかりに、どうしても出かけなければならないというほどではない程度の買い物に出かけた。
室内にある非常階段を、てくてくてくてくてくてく。
とんとんおりて踊り場で方向転換、そしてまたとんとんおりて踊り場で方向転換。
それをひたすら続けること57回。
目が回ってくらくらした。


階段を下りながら気になったのは、3階にたどり着くまで誰にも合わなかったことだ。
日曜日の午後4時を過ぎれば、在宅している人はそんなに少なくないはずなのに。
なぜ他のみんなは、階段で降りてみよう、とか思わないか?
地震時の災害対策(これって対策?)をおろそかにしてはいないか?
そんな心構えで、地震大国ニッポンで暮らして行けると思っているのか?
みんな考えが甘っちょろいのではないか?
20kgの砂袋をリュックに入れて、階段を上から下まで10往復するぐらいの気概を見せるものはおらんのか?(←絶対いません)
と、現代の日本を憂えながら、私は無事に階段を降りおおせたのであった。


だがしかし、本当の困難は上りにあった。(当たり前)
ひたすら休まず足を運び続け、私は26階の階段を上りきった。
最初の疲労のピークは10階辺りにあった。
階段を上るのにも、ランナーズハイがあるのだろうか、と考え始めたのは、18階あたり。
結果から言うと、ステッパーズハイ(階段を上りつづけると、アドレナリンが出てきて気持ちよくなる状態←私が勝手に命名)はあるらしい。
22階を過ぎたあたりから、なぜか階段を上るスピードが上がってきた。
これが、もう早く終わりにしたいという願望からくるのか、上り続けることそれ自体に、肉体的な快感が生まれたのかは、ちょっと謎ではあるが。


そんなわけで、とりあえず、26階でも買出しには行ける。
そして、ステッパーズハイという強い味方もついてくる。
この2点がわかったのは朗報であった。


余談ですが、今日はボスの日、なんだそうだ。
私にボスはいない。
それがなんとく、嬉しい。