肩を下げて、背中を丸めて、
恥ずかしそうに、申し訳なさそうに、
あいまいな笑いを浮かべるキミ。
この場所からいなくなってしまいたいと、
キミの体が言っている。
自分はいけない子で、誰からも大事にされていないと、
キミのほほが悲しんでいる。
でもね、私には見える。
胸を張って喜びに輝く、とても美しいキミの姿。
沢山の友達に囲まれ、幸せにあふれる朗らかなキミの姿が
私にはちゃんと見えている。
ずっと、
見ているから。
だから、キミも見つめて欲しい。
自分の中に隠しているキミの溢れる微笑。
自分の奥底にしまっているキミの底知れぬ大きな力。
キミにも、見て欲しいな。
大切な、キミ自身を。