のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

可愛いのぅ

なぜに、おじいちゃん口調なのか、よく分かりませんが←タイトル

大学で、学生相談をしています。
今日は、いつもより盛況。
相談者が多い、というのは、もしかしたら喜ぶべきことではないのかもしれないけれど。


・・・・ん〜、でも、喜んでいい面もあるかもしれない。
それだけ、自分自身について、自分の将来について、自分の身の回りについて一生懸命考えて、外の世界に何かを求めている、ということだから。


物事には、必ず異なった二つの面があるものですね。


というわけで、今日の何でも相談室には、二人の女子学生がやってきました。
外見の印象も、話したときの雰囲気も、学部も、志向するものも異なる二人。
でも、共通のことといえば、二人とも自分の将来に対して真剣に向き合っているということ。
あ〜〜、きみたち、若いね、可愛いね!
と、私なんかは、机の下でこぶし握り締めて感動していました(←おやじさん?)


私もそうだったけれど、大学生が卒業や就職を意識するとき、というのは、
自分についても仕事についても未来についても、何がなんだかよく分かってないけれど、
でも、一生を左右する大きな決断!
と思って必死になっている。
もうここで一年も無駄にしたらならば、それはもう大変なことで、
決して間違えないように選択しないと、
その先の人生、一生棒に振るかもしれない!、ぐらいに思っていることが少なくない。
でも、
オーケストラの指揮者みたいに、ぶんぶん棒をふりまくっている私からすれば、
あーた、一年留年しようが、2,3年別の自分に向いてないかもしれない会社に就職しようが、もう、ぜ〜〜んぜん、なんてことないのよぉ〜〜、と
いいたくなることしきり、である。


不思議なことに、
若いときほど、
失敗はしたくないらしい。
でも、
失敗しないと、
やりたくないことはわからないし、
やりたくないことがわからないと、
やりたいことも、
いまいちハッキリしないことも
あるものです。


NLPでいうところの有名な一言に(別にNLPじゃなくても言ってる人はいるけど)
『失敗はない、フィードバックがあるだけ』
というのがあります。
自分の願いや願望に対して、
それが明確になりやすいかどうか、という点と、
どれだけ自分なりの願望をかなえたいと思うか、という点において、
人は様々に異なるけれども、
明確になりにくいけれども、自分の願いを叶えたい!と思うタイプの人は、
やっぱり、自分がこうありたくないこと、を経験して知るのも、
また、一つの道なのかなぁと思います。