のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

夫特集

どうなの、このタイトルは。
と、内心思いつつ、でもなんか面白そうなのでつけてみた。


というわけで、今日は夫の話です。
夫特集とか言って、全世界の様々な夫たちの生態について書くのかと思いきや、
(て、誰も思ってないと思いますが)
そうではありません。
・・・でも、世の中の既婚者男性の話をすれば、それはある種、夫たちの話にならなくもないね。
と、相変わらずどうでもいい前置きですが。


さて、そんなわけで、
昨日は珍しく平日に夫が遊んでくれることになったので、六本木ヒルズに行ってきた。
彼は、すっかり地方の人と化してしまったので、
六本木ヒルズに行くのは初めて☆」
で、ちょっと楽しみだったらしい。


日比谷線六本木駅で降りると、
ぴよぴよぴよ」
と、鳥の声がスピーカーから流れている。
私が、
「何で、駅って鳥の音流してるだろうね?」
と素朴な疑問を口にすると、我が家における世間様向け常識的判断担当の夫が言った。
「みんな、結構鳥の声って好きなんだよ。わたしも毎朝鳥の声で目を覚ましてるし」
ほ〜、そうなのか。
・・・ん?鳥の声?
うちって、そんなにのどかだったっけ?


「あの鳥の声の目覚まし時計は、とってもいい買い物をしたと思ってるね」


彼が言っていたのは、数種類の鳥の声がアラームとして選べる水色の目覚まし時計のことだった。


「でもいまだに、何のトリだか、覚えてないんだけどね」


うんうん、それはとてもあなたらしいね。
夫は嬉しそうにヒルズに向かって歩いていくのであった。


鳥といえば、
最近とあるひとから、鳥とか、昆虫とか、羽根(翅)があって飛べる生き物は神さまのお使いになりやすく、レベルが高いと言う話を聞いた。
言われてみれば、
とりは素敵な声で歌うしねぇ。
うちでも鳥を飼おうかしら。


そう思って、ペットのコジマに行ったときに、私は売り場にいたセキセイインコをしばし見つる。


「ねぇねぇ、みてみて、インコ飼う?インコ。480円だよ!可愛いよ。480円だよ」


明らかに、『可愛いよ』より『480円』を強調する台詞を聞いて、夫が胡乱そうに私を見る。


夫「どうしたの?鳥とか好きじゃないって言ってたじゃない」


うん、まぁね。


夫「ま、私はうちでずっと飼ってたから、インコ可愛いのは知ってるけどね。セキセイインコはしゃべったりするんだよ」


え!まじですか!


私「そしたら、毎日、トビーとインコのふたりで留守番しているときに、
『オスワリ!』とか、『フセ!』とか、インコが私たちの真似して言っちゃうよね。
そしたらトビーはつぶらな目でオスワリとかフセとか、つい言うこと聞いちゃうよ?!
それって、なんか憐れじゃない!?」


といいつつ家に帰った我々は、
トリに操られるワンコの図を想像しながら、
甲高いインコ声で
「トビー!、オスワリ!」と
トビーに練習をさせるのであった。