のんびりライフの鳩日記

日常の、あれこれ感じたことなどをつづります。(不定期更新)

いろいろとイレギュラーな日

 今日は移動日で、おひるすぎに自宅に戻り、夕飯は近くのマックで日記を書きながら食べようと勇んで出かけた。そしたら、まだ半分も食べ終わらないうちに、それまでの軽快なDJと音楽がかかっていた店内放送が、突然、蛍の光に切り替わった。

 え、なに?何かのイベント?

と思っていたら、「間もなく閉店でございます」のアナウンスが続いたのである。家を出たのが午後7時過ぎなのに、もう閉店?!と、動揺する私に、追い打ちをかけるように何度も閉店のアナウンスが繰り返される。きょろきょろ周りを見回すと、近くに座っていた女子高生と、OLらしき人は、まだ落ち着き払って黙々とスマホを眺めながらポテトをつまんでいる。しかし、なんとなく客が減ってきているような気がしないでもない。時計をみると、午後7時40分だった。考えられるのは、午後8時閉店である。

 んもう、これから2時間ぐらい書き物にいそしもうと思っていたのに、なんてこったい、と思いながら、私は、残ったハンバーガーとポテトをかっ喰らい、急かされるように席を立った。
 店を出るとき、入り口に張り紙を見つけた。この数日間は店舗改修工事のため20時閉店になる旨が書いてあった。

 どうも今日は、いろいろとハプニングが多い一日だ。
 まず、私は移動日は今日ではなく明日だと思いこんでいた。そのため慌てて支度をせねばならなくなったし、犬連れで電車に乗ったのだが、いつも外では大人しい飼い犬が車内とホームで猛然と吠えまくる事件が勃発した。(これまで、そんなこと一切なかったのに)また、家に帰ってご飯を炊いたら水の分量間違えて硬いご飯になってしまい、夕飯に外に出たらこれである・・・・・・。

 余談ですが、水の分量を間違えたのは、ご飯を炊くときお米の計量をしていて、4合入れたか5合入れたか分からなくなってしまったのが原因である(そういこと、ありません?)。たぶん4合だよね、と思って4合分しか水を入れなかった。そしたら炊き上がりが、お米全体が芯!みたいにカチカチにできあがった。
 でも、ま、食べてみるか、と、先に作っておいた豆腐と卵の炒め物と一緒にいただいた。そしたら、仏壇に半日ないし丸1日お供えしたご飯のような不味さであった(たべたことあるんか?)。
 しかたないので、半分はおにぎり状に小分けして冷凍した。食べるときにおかゆ状に似ればよいかと思って。で、残り半分は、コップ半分くらいの水を追加し、再炊飯してみた。

 そしたら、あ~ら不思議、15分ぐらいたったら「ぴ、ぴ、ぴ!」と炊き上がりをお知らせしてくれたのである。炊飯ボタンを押した時点では、調理時間38分と表示されていたので、早めに強制終了しようかと思っていたところだった。できたご飯を味見してみると、気のせいかお米の甘みもアップして、ふつうにおいしいご飯だった。

 炊飯器って、いったい、どうやって炊飯の時間を決めているのだろう?私が思っているよりも、炊飯器は天才なのかもしれない、と新たな発見であった。

 このように、何かがいつもと違う、というとき、占星術を学んだものであればやはりホロスコープが気になる。一体私の身に何が・・?と恐る恐る見てみたが、いまひとつ分からない(勉強不足・・・)。
 冥王星と火星の絡みとか、水星とか月とかいろいろありそうだけれど、もっとも大きいのは、トランジットの月が魚座のせい、と思うことにした。私は、ネイタル月・水星が魚座で、生来がぼんやり夢うつつに生きているが、空を運行する月までもが魚座に来られると、さらに現実に適応できなくなるのである。

 まぁでも、そんなアクシデンタルな外界には負けないのである。水加減を間違えたおかげで、炊飯器の枠にとらわれない調理法を試せた。失敗は、発見の発火剤なのである。

 水加減を間違えて硬すぎるご飯になっても、追い水してよく混ぜてから二度炊きすれば、おいしく炊ける、と、炊飯器の性能の高さを流布していきたい。